大学院の進学先は慎重に慎重を重ねる
3/4人前研究者です。
さて本日は大学院への進学についてです。
私は色々あって、修士で進学する大学院は1つのラボに決まっておりました。
しかし、入ってから色々と苦労しました。
勿論、得たものも大きかったので、本日はそのことについて。
大学院修士課程で入学した先、理系で実験系なはずなのに、何しろ研究費がない。
理系の人は、このことが、いかに致命的かお分かりですね。
ただ見学の時はすごいと思う実験見せてくれました。それに試験に必要な研究計画書も今では簡単にあそこでは不可能である内容で、当時の右も左も分からない私にとっては、意味不明すぎて、逆にハイになっていた部分もありました。
これが最もキツかった理由であり、博士課程でラボを変更した1つの要因でした。
よかった点は、
後輩と昼休みに外食できる。
後輩と一緒に筋トレやランニングができる。
後輩と一緒に卓球やテニスができる。
全て後輩絡みです。実は博士の学生やポスドク、助教や秘書がいない、教授1人で運営しているラボでした。私が入った頃が丁度入れ替わりの時期で、ラボのノウハウもほぼない状態でした(今思えば良く選択したと思います)。
教授は優しい人で、こちらの行動に対して特にケチをつけるようなことはありませんでした。ただ研究指導は、、、
私が頼りにしたのは、学内に残っていた伝説のOB(意味は色々)でした。
本当に頼れる方で、私が修士を修了できたのも、この方のお陰であると思っています。
また別のラボに博士で進学したOBの方は、ミーティングにいらしており、そこで時には厳しいコメント(いつもは優しいです)をもらうことで、成長させてもらいました。
私が修士論文を仕上げるにあたって、苦労したことは、やはり研究費をいかに抑えるかです。
色々な方や先生に、物品をお借りしたり、ご協力頂くことで、乗り切りました。
勿論、お手製のモノも沢山用意しました。
学会参加も自費でしたが、自分への投資と思い、沢山参加しました。
自分の分野の王道学会から特定の分野に特化した学会を調べて、なるべく自身の知見を広げる努力はしていたと思います。
また研究助成金も大学院生が出せるものは少ないですが、探して書いたりもしました。結果はダメでしたが、書くことがトレーニングになったことは間違いありませんでした(学振のお話は追々)。
あとは、論文は結構読めたと思います(というより、実験できないので、ひたすら調べたり、などのデスクワークが主でした)。
ついでに朝読書の習慣も修士課程の間は、積極的に行っていました。
というように、大学院修士課程は、このような感じでした。
また気づいた点があれば、追記したいと思います。